三菱財団と中央共同募金会 コロナ禍で困窮する外国ルーツの人々への支援活動応援助成に総額1億円55団体決定

 

 

 

三菱財団と中央共同募金会が初の共同実施となる
コロナ禍で困窮する外国にルーツがある人々への支援活動応援助成事業を
総額1億円、55団体で決定

 

 

公益財団法人三菱財団(理事長:小林 健)と社会福祉法人 中央共同募金会(会長:清家 篤)は共同で、三菱創業150周年を記念した社会貢献事業の一環として供出された三菱財団からの資金を原資に、新型コロナウイルス感染拡大によって生活に困窮する国内在住の外国にルーツがある人々を支援する活動を応援することを目的とした助成事業の公募を行いました。

 

その結果、草の根の活動に取り組む団体から幅広く活動を行う団体まで、82件の応募があり(応募総額1億8,538万0,516円)、審査委員会における審査の結果、55件の事業に1億円の助成が決定しました。

 

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三菱財団×中央共同募金会「外国にルーツがある人々への支援活動応援助成」
共同事業を実施した背景

 

新型コロナウイルス感染が拡大する状況の中、特に国内に在住する外国にルーツがある人々の支援ニーズは高く、その支援活動も従来と異なる取り組みが求められることから、外国にルーツがある人々への支援活動の重要性と緊急性を理解する三菱財団と中央共同募金会は共同で本助成事業を実施することとしました。

 

外国にルーツがある人々への支援活動は、民間非営利においても、社会福祉や国際理解・交流など多様な分野にまたがるものとして、これまで焦点が当たってこなかった活動領域の一つです。

 

また、日本に暮らす外国にルーツがある人々が年々増えている中で、このような人々を支える活動は、今後よりいっそう必要とされるものです。しかしながら、このような取り組みがまだまだ草の根レベルで支えられていることが、応募いただいた団体のこれまでの活動実績から伺えました。

 

今回の共同助成事業が、こうした領域の活動に光を当てることができたのは、日本社会にとって大きな意義になると考えています。

 

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共同助成による「コロナ禍における外国にルーツがある人々」への支援の取り組み

 

今回助成が決定した取り組みの一部をご紹介します。

◆コロナ禍や学校休校により孤立し、日本語や日本文化に触れる機会が激減した
 外国ルーツの子どもや若者たちへ、日本人スタッフや日本語を話せる母国語スタッフによる
 日本語学習支援や居場所活動の取り組み

◆コロナ禍により職や住居を失い生活が困窮する人たち(留学生を含む)に対する生活相談や就労支援、
 食糧を届けることでつながりをつくり生活相談や就労支援につなげる取り組み

◆母国の入国制限による帰国困難者や困窮する難民の人たちへ、住居提供や相談支援の取り組み

◆コロナ禍に関わる情報(新しい生活様式、各種給付金制度など)を多言語で提供する取り組み

◆日本語に不慣れな外国にルーツがある人たちに対して給付金申し込み等の行政手続きや、
 医療、福祉、教育に関わる通訳派遣や同行支援、各種資料の翻訳支援

◆コロナ感染下の新たな活動手法として、オンラインによる学習支援や相談支援の取り組み

 

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本共同助成事業については、三菱創業150周年記念式典(2020年11月24日(火)開催予定)にて、本助成による 外国にルーツがある人々への支援活動の概要と、助成による活動状況について報告が行われる予定です。

 

【詳しくは社会福祉法人 中央共同募金会ホームページをご覧ください】

 https://www.akaihane.or.jp/news/14341/